なし

赴くままに書いています。

うつろい

本を読んだり、音楽を聴いて、その時はなんだかしっくりこない、面白くない、琴線に触れなくて味気ないものに出会うことが結構ある。 いつしか年を経ると、そういったものにまた触れてみたくなって、実際に触れてみると、どうしてあの時引っかからなかったも…

黒い蝶

ブラブラと近場を散歩していた。特に目的もなくブラブラと。梅雨の時期のはずなのに、雨は思いのほか降らなくて、むしろ夏特有の暑さのほうが先に来ている気がして、日本の美点とも呼べる季節の移り目がだんだん無くなりつつあるな~と感じながら、フラフラ…

一人と孤独

一人きりでいるのと孤独でいることは違うということに気が付いたのは、大人になってからでした。それまでは、一人でいること=孤独であると感じていたから、孤独はひどく寂しいものだと思っていたから、決して楽しくはないけれど、クラスメイトだったり何か…

昨日、夢を見た。占い師が出てきて、「あなたは勝負に勝ったのだから、あなたのことを占ってあげる」と言ってきて、私を占い始めた。占い師は神妙な面持ちで何やら考え込み「んんん!?あなたはオズボーンね!!」と答えた。私にとってのオズボーンは、ヘヴ…

自分の顔

自分の顔が分からなくなる時がある。朝起きて、鏡を見て、そこに映るは自分の顔。しかし・・・なにか、しっくりこない。私の顔はこんなかんじだったっけ?はてまた、私の顔はこんな感じだったのだろうか?そう思うことがある。 整っていない自分の顔を悲観し…

つかる

意図的に気分を落とすことが、たまにある。他の人から見れば「病んでる」状態と言うのだろうけど、そういう状態に敢えて自分を持っていくことがある。今まさにそんな状態。この「病んでいる」状態に持っていくには、急激に気分が沈むのではなく、ぬぷぬぷと…